ついに来た!念願の織田信長ゆかりの「安土城」へ!といっても城址だが。
戦国時代三英傑といえば、誰もが知っている織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。
ところが、大阪城、名古屋城、江戸城(皇居)あたりは、行ったことがあるものの戦国時代最強の革命家「織田信長」ゆかりの「安土城」は行ったことがない。
織田信長をよく語る身としてはちょっと申し訳ない。ということで、安土城で織田信長詣でを決行。
「知行合一」。
わたくしが主宰する創伝塾の塾生と伴に大人の社会見学。
行く前は「城趾だからすぐ見終わるやろ」と想像していたが、予想に反した難攻不落の作り。平山城なのに想像以上に高いところにあり、体力を駆使する山登りだった。杖必須。杖なくして登るのは困難だった。肉離れ後の自分には結構なリハビリ。時間にして30分ぐらいか。
しかし、登りきった頂上では、巨大な琵琶湖を見下ろすなんともいえない澄み切った景色が広がる。
織田信長はここで何を想っただろうか?
どんな世にしたかったのだろうか?
思いを馳せるとどんどん想像が膨らむ。
ちなみに、安土城址近くの「信長の館」では、当時の天主5階、6階部分を原寸大で再現した建物がある。これが豪華絢爛で圧巻!当時の織田信長の突出した経済力が否が応でもわかる。
織田信長がいたら、その後の日本資本主義は大きく変わっていたと思われる。そして、鎖国は当然なく、国際化が図られ、世界に対するプレゼンスも強力になっていたかもしれない。良くも悪くも。
塾生たちと近江牛食べながらそのような歴史談義は格別な酒の肴であった。
●過去に創伝塾で行った大人の社会見学
2019会津若松城
2020上田城
2021金沢城
2022高知城
2023安土城
安土城跡の場所、地図
織田信長の研究図書
織田信長に関して、僕が多大なる学びを得た名著たちをご紹介。
『信長ー近代日本の曙と資本主義の精神(小室直樹著、ビジネス社)』
『織田信長のマネー革命(武田知弘著、ソフトバンク新書)』
『信長の経済戦略(大村大次郎著、秀和システム)』