私は不適切銘柄が嫌いである。
例え、過去の決算書が素晴らしい企業の株が割安になったとしても。
なぜ?
というと、今までの過去のデータが「嘘」かもしれないという不安が払しょくできないから。
例えば、ある中高生が今までのテストで好成績を出していたとして、「カンニング」が発覚したとする。
この場合、今までは成績が良かったので、実力は問題なしと受け取れるだろうか?
過去にカンニングによってテストの成績を良くしていた可能性を否定できないだろう。
今までの成績がまったく信用できなくなってしまう。
過去のデータが一気に出鱈目なものになってしまう。
それが「不適切会計」問題である。
だから、例え、優良企業だろうが、割安だろうが、私の場合、不適切会計が一度でも出た企業は買い対象からは外している。

