いやあ実に面白かった。共感。
『絶対悲観主義(楠木建 著、講談社新書、2022)』
人間には無限の可能性がある!という生き方も立派だけど、40歳を過ぎた自分にはどうも合わない。
そうじゃなく「可能性をそぎおとしていく」という生き方が中年期の自分にはしっくりくる。
本書でいう「絶対悲観主義」に近いか。引き算の美学ともいうべきか。
もう、できないこととできることの違いはある程度わかってきてるしねえ。
冒険なんてとてもじゃないけどできない。できる人はカッコよくて、すごいとは思うけど。
自身の人生はゆっくり、そこそこ、まあまあでいいんじゃないかとは思う。