「結果」を追うな。

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麻雀がつまらない。苦しい。

あれ?なんかおかしいぞ?

わかったことは「結果」に執着し過ぎたことである。

僕が遊んでいる麻雀アプリは「天鳳」。

カンタンにいえば、勝てばポイントがもらえ、負けるとポイントを失う。

一定数のポイントに達すると昇級、昇段する。

僕は常日頃から、クライアントや塾生たちなどには「結果にとらわれるな」「資格や称号などを追い求めるな」「順位やランクにこだわるな」「年商や売上を追うな」と言っている。

が、面白いもので、己のこととなると見えなくなってしまうことがある。猛省。

麻雀アプリでもそう。

日ごろは「技の研鑽」などが目的で楽しんでいるのに、「ポイント」という結果を見せられるうちに、いつのまにかその仕組みに憑りつかれてしまうから恐ろしい。

仏教でいえば「餓鬼道」である。

カンタンにいえば「ポイント欲しい欲しい病」に憑りつかれてしまうのだ。

もうそうなると、とたんに麻雀がつまらないものになる。

普段であれば、負けたとしても「技が磨かれた」とか「学びがあった」とか「楽しかった」のであれば満足していた。

運悪く負けたとしても己のポリシー(打ち方)をつらぬいていればそれで満足できていた。

けど、どのような対局だろうが、とにかくラスをひいて(4位になって)ポイントが失われると、妙に腹立たしくなるのだ。本来はそんなことが目的ではなかったのに。

よく考えると、僕たちが生きている「資本主義社会」というのも、まさにその仕組みで動いているね。

仕事をして「学びがあった」「楽しかった」「お客さんが喜んでくれた」など、本来の目的はそうであるはずなのに、これを「金額換算」することで何かおかしな方向に行ってしまう。

麻雀を通じて、あらためて気をつけなければならないなあと感じた。

結果を追い求めるとろくなことにはならないねえ。くわばらくわばら。

記事執筆者(Author)
作野裕樹

投資家、経営者。
㈱レジェンドプロデュース代表取締役。

1978年、愛知県名古屋市生まれ。17歳の時、父を肺炎で亡くしたことがきっかけで「自分らしく生きる」意識が芽生える。23才の時に独立起業。2003年、25才の時に株式会社レジェンドプロデュースを設立。ASP事業を展開。著書『学校では教えてくれない起業の授業(アスカ出版)』などを出版。

現在は自身の起業、投資経験を元に経営コンサルティング&コーチングにも注力。主に「あなたらしく稼ぎ、遊び、貢献する」をモットーにクライアントの事業コンサルティング、資産形成、メンタルサポートなどを実施中。

趣味はバイクや車でツーリング&ドライブしたり、ゲームなど。

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