金(ゴールド)が歴史的高値を更新している。
なんと、日本円で1gあたり23,000円を突破。この勢いは止まる様子がない。
そんな中、昔からよく聞かれること。
「作野さんは、金に投資しないんですか?」というもの。
結論から言うと、金(ゴールド)には投資しない。
今後も投資する予定はない。
なぜ?
こんなに上がってるし、資産防衛の主軸では?
確かに金(ゴールド)は、資産防衛のエースで四番。「有事の金」と言われるように、長期で持っておけば、ほぼ下がることが理論上はないに等しい。
でも、なぜ、金(ゴールド)を買わないのか?
というと、理由は、「持っていても何の役にも立たない」から。
金の延べ棒を買ったとして、それ一体どう使えばいいのか?
持ち運ぶにも大変だし、泥棒に狙われても嫌だし。
かといって、銀行の金庫とかに預けるにしても保管料がかかるだろうし。
家に飾っておいて、眺めるってのも面白いかもしれないが、すぐに飽きそう。
また、金(ゴールド)は持っていても自己増殖しない。アメーバのように細胞分裂して増えていくことはない。
しかし、株ならどうか?
投資した先の企業は成長する可能性がある。
成長して大きくなれば、企業価値が上がったり、配当が増額されることもある。
価値を生み出し、価値が増殖することがある。それが株式投資である。
投資先企業が社会に役立つ商品やサービスを開発したり、素晴らしい人材を育成したり。
社会にとって良い方向に増殖していく可能性がある。
その方が面白いので、私は金(ゴールド)より株式投資の方に軸足を置いている。
だから、今後も金(ゴールド)を買うことはまずない。
もちろん、これは私の考えであって、金投資を否定するものではない。人によっては価値があるだろうし、役に立つこともあると思う。資産防衛においてメインストリートであることは間違いだろうしね。