『捨てる生き方(小野龍光、香山リカ著、集英社新書)』読了。資本主義社会に染まりすぎないために。

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捨てる生き方(小野龍光、香山リカ著、集英社新書、2025)』読了。

一言で言うと良かった。

気づけば競争マインドや刺激中毒が当たり前のように襲い掛かってくる昨今。

「それ」に染まらないためのカウンター、アンチテーゼとして役立つ良書。

幸せになるための手段としてのお金儲けが、気をつけないと手段が目的化してしまう恐れがある。

そうならないためにも本書のような仏教アプローチは非常に効果的。いや効果的というとまたそれが手段化してしまう恐れがあるので気を付けねばならないが。

「THE解決策!」を求める方には向かないだろうが、ニュアンス「感じ取る」ぐらいの気持ちで本書と接するといい塩梅になりそう。

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