生兵法は怪我のもと。

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最近、10年ぶりにこちらの本を再読した。

金融マーケット勝つ方法(真壁昭夫著、朝日新書 、2015)』

ざっくりいえば「行動経済学(行動ファイナンス)」を元にどうすれば投資で勝てるようになるか?を説いたもの。

論理的に正しいとはわかっている。けど、感情や心理抵抗などから正しい意思決定ができない、あるいは間違った意思決定をしてしまうことは多い。

そういった人間心理の「弱点」を知ることで、投資活動に活かそうというもの。

僕はこの本を約15年前の2015年に読んでいた。赤線も多数引いてある。

ところが、お恥ずかしいことに、わかっているようでわかっていなかった。

もっといえば、今読み返すと「間違った解釈」さえしているようだった。これは大変恐ろしいこと。

警告を受け取るどころか、自身の解釈フィルターによって「GO」のサインにさえ受け取ってしまう。結果、手痛い失敗をしたことも・・・。

これぞ、まさに「生兵法は怪我のもと」である。

この言葉は誰が言ったかはわからないが、全くその通りで的を射てる。

要するに生半可な理解ほど危ないことはないということ。

変に知った気になって誤った解釈をしてしまうぐらいなら、まだ知らない方がましだ。

いつになっても学びがある。完成はない。投資の世界は実に面白いねえ。

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