NISAつみたて投資枠は使わない。

この記事は約2分で読めます。

先日、クライアントさんから質問があった。

「作野さんは、NISAのつみたて投資枠は使ってますか?」

と。

答えは「NO」。

僕は、つみたて投資枠は一切使っていない。成長投資枠はフルに使ってるけど。

なぜ使わない?

僕にとってはメリットがないから。

僕は基本、自分で投資する企業を選びたい。

が、つみたて投資枠で買えるのは投資信託のみ。投資信託は、複数の企業へ投資することになる。その場合、投資したい企業もいれば、投資したくない企業も含まれている。

投資したくない企業にも投資することになるので、僕にとっては非効率と考えている。

しかも、購入タイミングや購入資金額も自由に選ぶことができない。定期積立なので。

だから、NISAつみたて投資枠は使わない。

もちろん、これはあくまでも僕の投資戦略においてメリットがないというだけで、他の人の投資戦略においてはメリットがあることを否定するものではない。

例えば、企業分析や業界研究などに時間が取れない忙しい人。その場合は、若干投資効率は落ちるかもしれないが、投資信託を買うメリットはあるだろう。

他に本業があったり、仕事があり、そっちの方が稼ぐ効率が良かったり、面白かったりすれば、そちらに時間を投入し、投資はインデックス運用することは戦略として十分機能する。

ドルコスト平均法も科学的に実証された方法なので、購入タイミングを考えたくない人や感情に左右されやすい人などにとっては一定のメリットがあるだろう。

繰り返しになるが、つみたて投資枠そのものをダメと言っているのではない。僕の投資戦略において使わないだけで、他の人の投資戦略においては使える場合がある。NISAつみたて投資枠の価値は人によって変わるというだけのこと。念のため。

ちなみに、僕は確定拠出年金(401k)をやっているが、こちらは仕方なくインデックス運用を選んでいる。こちらの場合は、投資のリターンというより「節税効果」の方が大きいのでやっている。個別で投資先企業を選べるなら選びたいというのが本音ではあるが。

タイトルとURLをコピーしました