学んだ後の成果ではなく、学ぶことそのものが「幸福」である。

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「学ぶこと」は苦痛や修行だと勘違いしている方がよくいます。

例えば、英単語を1日10個ずつがんばって覚えよう。

そうして、英検1級に合格すれば、みんなに認められて幸せになれる!

とか、

税理士の資格を取るために頑張って1日8時間勉強しよう。

そうして、合格して税理士になったら、食いっぱぐれることもなく幸せに生きられる!

など。

これは、正直、苦行です。辛いでしょう。

今、あなたがやっている勉強や学習もそうなっていませんか?

「学んだ先に幸福がある」

と信じ込んでいませんか?

残念ながらこれは間違っています。

そうではなく、「学ぶこと」そのものが幸福であるべきなのです。

昨日、私はとても良い本に巡り会いました。

こちらです。

ゆっくり学ぶ(岸見一郎著、集英社)』

まだ読んでいる途中ですが、とても良いことが書かれていたので引用しておきます。

「今、何かを学んでいるけれども幸福ではないとしたら学び方に問題があると考えています。

子どもの頃は何かを知ること、学ぶことには何かの目的があるというようなことは考えず、学んでいる「今」が楽しかったのではありませんか。」

(中略)

「何かを学び終えて幸福になるのではなく、学んでいるその過程において幸福であるのです。」

私もそのように思います。

学ぶ過程が「苦痛」であれば、それは間違った勉強をしているということです。

また、学んだ先の幸福は幻想です。

達成した瞬間は幸福かもしれませんが、それは一時的なもの。長くは続きません。

そして、また別の幻想を求めて、永久に輪廻を繰り返すことになります。

そうではなく、「学ぶことそのものがハッピー」ということが正解であることを肝に銘じておいてください。

例えば、私はゾンビゲームを400時間集中してやりました。

その際、壁にぶち当たった時はネットなどで攻略法や情報収集をしたりするのです。

これは苦行か?というと、一時も苦行だとは思ったことはないです。楽しくてしかたありません。

答えがないことも多々あります。その際は何十分?(何時間?笑)も調べ続けたりもします。

でも、全然苦痛でありません。ハッピーです。

これこそが、本当の「学習」なのです。

試験に合格するためとか、仕事の成功のためとか、それは本当の学習とは言えません。

参考にしてみてください。

記事執筆者(Author)
作野裕樹

株式会社レジェンドプロデュース代表取締役。

1978年、愛知県名古屋市生まれ。17歳の時、父を肺炎で亡くしたことがきっかけで「自分らしく生きる」意識が芽生える。23才の時に独立起業。2003年、25才の時に株式会社レジェンドプロデュースを設立。ASP事業を展開。著書『学校では教えてくれない起業の授業(アスカ出版)』などを出版。

現在は自身の起業経験を元に経営コンサルティング&コーチングにも注力。主に「あなたらしく稼ぎ、遊び、貢献する」をモットーにクライアントの事業コンサルティング、資産形成、メンタルサポートなどを実施中。

趣味はバイクや車でツーリング&ドライブしたり、ゲームなど。

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